【コンサル転職】プロレド・パートナーズの中途採用面接【体験記】

Prored Partners

経営コンサルティングファームのプロレド・パートナーズ。

最近上場も果たし、業績も伸ばしている非常に勢いのある日系コンサルティングファームです。

そんなプロレド・パートナーズでは、他のコンサルティングファームと同様に、積極的に中途採用を行っています。

しかし、コンサルティングファームの選考内容については、詳しい情報を得るのが難しいというのが実情です。

当記事ではコンサルタントを目指す方の助けに少しでもなれればと思い、実際にプロレド・パートナーズの中途採用選考を受けた筆者の実体験を紹介します。

コンサルタントになりたい方、プロレド・パートナーズの選考を受ける方は是非参考にしてみてください!

ちなみに、他コンサルティングファームの面接体験記はこちらをどうぞ!!

プロレド・パートナーズの中途採用選考について

カフェで話す人たちとパソコンとコーヒー

プロレド・パートナーズの簡単な紹介と中途選考の体験記です。

プロレド・パートナーズについて

プロレド・パートナーズは、東京藝術大学出身という珍しい経歴を持つブーズ(現Strategy&)出身のコンサルタント佐谷進氏を中心に、2009年に創業した日系経営コンサルティングファームです。

2018年には、東証マザーズへの上場も果たしていますね。

特徴としては、成果報酬型のコンサルティングサービスを提供しており、成果に応じて対価を得ている点にあります。

一般的なコンサルティングファームは、プロジェクトにかける工数(人数と時間)に応じて定められた金額をクライアントに請求しますので、プロジェクトの成果と報酬は連動していません。

そのためクライアント側からすると、コンサルティングを受けた結果、業績向上につながらなくても料金を支払わなければいけないですので、場合によっては、コンサルティングサービスが高額すぎると感じることもあると思います。

しかし、成果報酬型の場合、結果につながった分だけ料金を支払えばいいですので、非常に納得感のあるリーズナブル料金体系であり、これがプロレド・パートナーズとしての競合他社との差別化要因になっているのですね。

そういった料金体系もあり、プロレド・パートナーズが強みにしているのは、顧客にしっかりと提供した価値がわかりやすい、コスト削減プロジェクトで、電気やガス料金等かなり細かい費目毎のコスト削減の支援や実際にサプライヤーとの交渉なども行っています。

また、コスト削減によるバリューアップという強みを生かして、最近では社内でPEファンドを立ち上げており、ベンチャーコンサルとして新しいことにもチャレンジしている、非常に勢いのある企業です。

代表の佐谷進氏のコスト削減に関わるこちらの本も、志望者の方なら必見です!

プロレド・パートナーズの中途採用選考の体験記

スーツのボタンを結ぶ男性

ここからは、私の選考体験になります。

以下が私の場合のプロレド・パートナーズの中途採用の選考フローです。

転職サイト(キャリトレ)経由でオファー

  ↓

カジュアル面談

  ↓

一次面接

  ↓

最終(社長)面接前に辞退

ご覧の通り、他ファームのオファーを頂いていたこともあり、最終社長面接直前に辞退をさせて頂きましたので、最終面接までの選考フローをご紹介します。

以下で各選考フローにおける詳細内容を見ていきます。

カジュアル面談

コンサルタントを目指して転職活動をしていましたが、実は今回の面接までプロレド・パートナーズのことは知らなかったのですが、キャリトレ経由で先方からご連絡を頂きました。

調べてみると、他社とは一風変わった非常に面白そうなファームであることもあり、選考を受けました。

まずは、カジュアル面談ということで、Web面談を行いました。

場所:Web会議

面接官:役員

内容:簡単な自己紹介や会社紹介と逆質問

合否連絡:数日後

私が地方に住んでいたこともあり、面談はweb会議での実施となりました。

相手はなんと役員クラスの方で、面談前に何気なく見ていた同社のHPに掲載されていた方が登場したので、非常に驚きました。

内容としては、本当にカジュアル面談で簡単な自己紹介や現職でどのような仕事をしているかを簡単に話したうえで、先方より企業紹介をしていただいて、後は逆質問という形でした。

面接官は役員クラスで戦略ファーム出身の方だったので、かなり鋭い質問やツッコミがくるのではと身構えていましたが、非常に快活で物腰柔らかく話をされる方で、同社の社内の雰囲気の良さがなんとなくうかがえる面談になりました。

初回のカジュアル面談が終わって、数日後、是非一次面接を受けてくださいということで、再びキャリトレ経由で通過のご連絡を頂きました。

一次面接

カジュアル面談を通過しましたので、一次面接を受けました。

一次面接も私が地方在住ということもあり、カジュアル面談と同じく、Web会議での実施となりました。

場所:Web会議

面接官:マネージャー(事業会社出身)

内容:一般面接40分、逆質問20分

合否連絡:約1週間後に通過連絡

面接の流れは以下の通りです。

面接官は今度は、事業会社ご出身の方で、こちらもカジュアル面談と同様に非常に物腰柔らかく、人柄の良さがにじみ出るような方でした。

コンサルティングファームの面接ですので、ケース面接があるかもと準備はしていましたが、特にケース面接はありませんでした。

一般面接(40分)

一次面接という形でしたが今回もカジュアル面談と非常に近く、簡単な自己紹介をした後は、現職の仕事内容の紹介や、転職活動をしている理由など、非常に一般的な質問となりました。

面接ではありましたが、堅苦しい感じではなく、面接官の方も仕事の話を色々と教えてくれましたので雑談のような雰囲気に近く、人柄や会社とのフィットを中心に見られている感じがします。

面接官の方も私と同じ事業会社出身ということもあり、非常に話しやすく、あっという間に時間が過ぎました。

逆質問(20分)

一通り一般的な質問とそれに関わる雑談をした後、逆質問の時間をとって答えて頂きました。

色々な質問に対して非常に細かく答えてくれたのですが、特に印象に残っているのが、私が同社のPEファンドの創設に関わりたいという話をしたところ、「社員次第で、やりたいことには挑戦させてくれる文化」と答えて頂いたところです。

こちらは、カジュアル面談の面接官も言っていたので、同社の特徴として社内に根付く文化なのでしょう。

やはり、ベンチャー企業らしい一面があり、同社で働くことの面白さを非常に感じさせてもらいました。

1次面接の1週間後くらいに、是非最終面接にお越しください、と面接通過のご連絡を頂きました。

最終面接

前述の通り、私は最終面接の通知を頂いたのですが、ちょうどそのころ選考を受けていた別ファームから内定を頂いたこともあり、ここで辞退させて頂きました。

私自身コンサル未経験での転職ということもあり、ベンチャーファームより、まずは大きなファームで社内に蓄積したナレッジも吸収しながら、力をつけたいと思ったため、辞退しました。

しかし、プロレド・パートナーズの魅力は面接を通じて、非常に感じましたので、また数年後に是非チャレンジしたい会社のうちの一つと考えています。

プロレド・パートナーズの選考を通じての所感と選考対策

電球と記号

ここからは、選考を通して感じた所感と選考対策についてです。

プロレド・パートナーズの選考で感じた所感

プロレド・パートナーズの選考で感じた特徴としては、とにかく人の良さにあります。

皆さん良くも悪くも、コンサルタントらしくない雰囲気の方が多かったです。

それは、おそらく同社の業務内容にも関係しており、型にはまったコスト削減プロジェクトが多いため、ということもあると思います。

これは同社の強みではあるのですが、コスト削減に関するナレッジが相当社内に蓄積されており、逆にクライアント企業は間接費削減等には無頓着な企業が多いため、社内ナレッジを最大限に生かした型にはまったサービスで、大きな成果を残すことができているようです。

それに伴い、業務内容もクライアントの課題解決のために徹底的に膝詰めで議論し、細かくロジックを組み立てていくようなイメージではなく、ある程度型にはまった形でプロジェクトを進め、サプライヤーとの交渉等が業務の中心になっています。

そのため、コンサルタントに求められる能力も、クライアントやサプライヤーとの折衝の部分が再重視されており、人の良さが前面に出た方が多いのかなと思います。

また、若手でも数個のプロジェクトを掛け持ちできる体制のようで、若手にも大きな裁量を与えているところも印象的でした。

プロレド・パートナーズの選考対策

上述したように、おそらくプロレド・パートナーズの面接では、ケース面接は課されません。

そのため、プロレド・パートナーズの選考を通過するには、ケース対策よりも一般面接対策ということで、しっかりプロレド・パートナーズの業務内容について理解したうえで、自分自身の経験や志向と照らし合わせて、一貫性のある回答をする能力が求められます。

準備にあたってはコンサルティングファーム専門のエージェントを利用することがおすすめです。

エージェント経由で情報収集することで、インターネットでは得られない情報を集め、プロレド・パートナーズの業務を他志望者以上に理解することができますし、回答内容についても添削をしてもらいブラッシュアップすることができます。

エージェントを活用するメリットについては、以下記事をご参照ください。

www.r-shakaijin-plus.com

コンサルティングファームに入ると人生変わります

手を広げる女性と風船

私は事業会社からコンサルティングファームに転職して働いていますが、コンサルティングファームでは、魅力的な人や仕事が多く、今後のキャリアパスを考えても、大きく人生が変わります。

コンサルティングファームの選考はレベルは高いとは言われていますが、近年は積極的に採用を行なっており、決して特別な人でないと受からないというレベルではなくなっています。

選考を受けるだけならばタダですので、選考に通過してから悩めば十分でしょう。

興味があるならば、すぐにエージェントに登録して、一歩を踏み出しましょう!

他コンサルティングファームの面接体験記はこちらをどうぞ!!